書道教室
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書道教室

澄み渡る自己との出会い 南青山書画院書道教室

書は人となり。自身らしさこそ確かなもの。持ち前の資質があらわせてこそ芸術。
何事にも人々は歴史より学び知り未来を読み解いて参りました。
書道も同様に古典の臨書の修練を積みつつ、自身の書風を目指し修練します。
講師は学ばれます方々の資質を尊重し控え、指南いたします。
書道教室にて、書に向き合い集中と鍛錬は、日々に清心にて澄んできます。
「国立新美術館」展覧会への参加は、自己肯定を問う、公な展覧会となります。

受講料金

1コマ3時間の予約制

入会金:¥20,000.
1回:¥9,000.
2回:¥12,000.
3回:¥15,000.
4回:¥18,000.
※消費税は金額に含まれておりません。
※墨汁、半紙は受講料に含まれます。
※共益費、検定料は上記価格に含まれています。

開講スケジュール

南青山書画院のスケジュール(3時間入れ替え制)

1レッスン:3時間

    • 完全予約制となります。
    • 授業の予約およびキャンセルは受講日の前日18時まで

見学申込

見学・入会希望の方は下記の申し込みフォームよりお申し込みください。

主宰

中川 恵
MEGUMI NAKAGAWA

太郎平書画院 主宰

書道講師

中川 恵
MEGUMI NAKAGAWA

太郎平書画院 主席

仲 崇霖
SU-LIN CHU

太郎平書画院 師範

佐藤 愛美
MEGUMI SATO

太郎平書画院 師範

講座案内

楷書

楷書の名前の由来は、古来より中国で「学問の木」と称される「楷樹」の木の葉が、規則正しく育つ様から名付けられたと言われています。現代における正書体とされ、三過折法(点画を起筆、送筆、収筆の過程に分けて書く)を基に書かれたものを指します。
とはいうものの、書き手によって書風はさまざまです。
『九成宮醴泉銘』の構築的で研ぎ澄まされた均衡美、『孔子廟堂碑』の温雅、『造像記』の野趣や『建中告身帖』の重厚感など、臨書を通して様々な美の姿を学んでいきます。

行書

行書を完成まで導いたとされる東晋時代の王羲之は、『蘭亭序』という至上の名品を残しました。曲水の宴を催した際の感興が、その筆蹟に宿り満ちています。これを臨書することで私たちは、この感興を追体験するのです。この他、中国宋代の黄庭堅の暢びやかな律動や、技巧を駆使した米芾の運筆法、日本に於いては空海が最澄に宛てた手紙『風信帖』の知性に満ちた深淵なる美など、古代の息吹を筆蹟から味わい学んでいきます。

草書

草書とは、行書と同じく隷書を速書きしたところから生まれたものです。速書きの必要性から生まれた「くずし」を知ることで、古い書簡や古文書などを読むことも可能となってきます。書論としても名高い孫過庭の『書譜』は、躍動感に満ちた運筆を辿りながら、書の学び方や捉え方などに迫る文意にも興味が及びます。奔放で自由闊達な懐素の『自叙帖』、意のままに筆を運ぶ黄庭堅の『李太白憶旧遊詩巻』など、心躍らせる運筆に書の真髄を感じることでしょう。

隷書

隷書は、漢代に石碑を中心として隆盛しました。現代に於いても様々な題字などに用いられるこの書体は、水平垂直を基本として、逆筆蔵鋒、一字一波と規則的な運筆が特徴です。端正で典麗なる美の完成形とされる『曹全碑』や、雄渾で正気に満ちた鄧石如の『崔子玉座右銘』などから、豊かな線活動を学んでいきます。

篆書

篆書とは、亀甲獣骨に刻された文字で漢字の最古の書体とされる甲骨文、その後青銅器に鋳込まれた金文、石に刻された大篆や小篆を含めた総称です。また、時代を経て清代に再興した篆書の名品群は、漢字の造形が近代的に表現されて観るものを魅了します。鄧石如の『白氏草堂記』や呉昌碩が臨書した『石鼓文』などを学ぶことは、原初を紐解き、卓越した表現へと昇華させた過程が感じられる無二の存在です。

仮名

仮名は、平安時代の王朝文化を礎として、日本独自の美意識が結集した文字と言えるでしょう。和歌の発展と共に表現も多岐に及び、行書きから散らし書きへと展開していきます。古今和歌集最古の写本である『高野切』や、散らし書きの名品『寸松庵色紙』、生彩を放つ『関戸本古今集』などから、連綿に見られる流動美や「間」の取りかた、全体構成の妙味などを味わいながら学んでいきます。

水墨画

水墨画

南青山書画院の水墨画書道教室では、「芥子園画伝」を基礎とし、山水画・花鳥風月・人物など画題を通し学びます。墨は単色の黒ながら、墨は五彩を放ち、大胆にも繊細にも、奥深い表現は精神性が際立つ世界です。

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書道師範

南青山書画院の書道教室にて師範を目指す。 書道師範課程は基本的に通常の基本書道教室と同様に授業は進行します。 師範課程にてお始めになる事の、大きな違いは何より学ぶ姿勢にあります。教場にて、幅広く書の成り立ちを修得し、書の古典を通して得た経験が、ご自身の人生の糧となるでしょう。