ダニエル・マチャド展「Tango×3(タンゴ・ポル・トレス)」
18333
post-template-default,single,single-post,postid-18333,single-format-standard,bridge-core-2.1.7,ajax_fade,page_not_loaded,,qode-title-hidden,qode-theme-ver-20.4,qode-theme-bridge,qode_header_in_grid,wpb-js-composer js-comp-ver-6.1,vc_responsive

ダニエル・マチャド展「Tango×3(タンゴ・ポル・トレス)」

4月14日(金)よりダニエル・マチャドによる写真展「Tango x 3」を開催いたします

シリーズ「タンゴ・コンフュージョン」より

東京日本橋本町に位置する太郎平画廊では、4月14 日(金)から5月3日(水)まで、ウルグアイ出身の写 真家 ダニエル・マチャドによる写真展「Tango×3(タンゴ・ポル・トレス)」を開催いたします。

ラテンアメリカにルーツを持つダニエル・マチャドは、ウルグアイ、アルゼンチン、スペイン、そして日本という多国で暮らした 経験から複雑な視点を持って社会の側面や生活を捉えています。その作品はどこかノスタルジックでありながらもシュルレアリスティック、マジックリアリスティックな雰囲気で、鑑賞者の生まれ育った国や文化的背景などによっても作品から 受ける印象が異なります。

今回の展覧会「Tango×3(タンゴ・ポル・トレス)」では、幼い頃からダニエル・マチャドが慣れ親しんできたタンゴがテーマ。芸術をはじめ、ありとあらゆる分野で境界が不明瞭となっている今日。タンゴの世界でもそれは同様で、他のジャン ルを取り入れたハイブリッド化が進んでいます。ダニエル・マチャドが写し出したタンゴを楽しむ人々の姿は、一種、今の クロスオーバーな社会を反映しているかのようでありながらも、良き時代を懐かしむノスタルジアを感じることもできます。

ダニエル・マチャド展「Tango×3(タンゴ・ポル・トレス)」

会期:2023 年 4月14日(金)〜5月3日(水)
(開廊は水・木・金・土曜日 12:00〜19:00)
オープニングレセプション 4月 14日(金)18 時より

今回の個展では、タンゴを題材とした「タンゴ・コンフュージョン」「脚とバンドネオン」「音楽ラッキーホール」の 3 シリーズを 展示致します。個性的なダンサーが他のジャンルの動きを取り入れて踊り、それが模倣、反復されて一つのスタイルがで きあがっていくニュータンゴ。その世界観を一種のパロディとして表現したのが「タンゴ・コンフュージョン」です。「脚とバンド ネオン」はタンゴダンサーの官能的な編タイツを履いた脚とタンゴ音楽を奏でる楽器バンドネオンで構成される写真作品 で、官能的でありながらもどこかオブジェのような美しさを醸し出しています。「音楽ラッキーホール」のシリーズは、蓄音機 と女性モデルによるシュールで遊び心あふれる作品です。

シリーズ「脚とバンドネオン」より

シリーズ「音楽ラッキーホール」より

ダニエル・マチャドについて

1973年ウルグアイ、モンテビデオ生まれ。東京在住。
フリーランス・フォトグラファ―、立教大学ラテンアメリカ研究所研究員。
IEC、ウルグアイ共和国大学にて、建築とコンピューターグラフィックを学ぶ。
FCU(モンテビデオ)、GrisArt international school of photography (スペイン・バルセロナ)にて写真を学ぶ。

個展 ・グループ展(抜粋)
2016年 「Bajo el cielo azul」. 国立劇場ソリス・フォトギャラリー. <モンテビデオ>
2014年 「Tango Oriental」 Korea Foundation <ソウル>
2012年 「Contemporary Uruguayan Artists」 IDB 文化センター <ワシントンD.C.>
2012年 「TANGO」森山大道+ダニエル・マチャドTraumaris Space Gallery <東京>
2011年 「About Change」 世界銀行 <ワシントンD.C.>
2010年 「Miguelete Jailhouse」 ギャラリータントテンポ <神戸>
2009年 「幽閉する男」 銀座ニコンサロン <東京>
2008年 「Dia a Dia」Fotografia Festival Internazionale di Roma <ローマ>
2008年 「Descubrimientos」PhotoEspaña <マドリッド>
2007年 「Selecciones ZoneZero」 Siggraph-07. <サン・ディエゴ>.
2007年 「タンゴ コンフュージョン」 Tabaris Gallery. <モンテビデオ>.
2006年 「Arquigrafías」. Arte x Arte ギャラリー <ブエノスアイレス>
2005年 「El Proyecto Rodelu」 カテテ宮殿(共和国博物館) <リオデジャネイロ>
2005年 「ロデルー病院」 Centro Municipal de Fotografia, <モンテビデオ>
2005年 「Uruguayan contemporary photography」 ABC TreeHouse gallery <アムステルダム>
2004年 「La Familia Rodelu」 ゲーテ・インスティトゥート <モンテビデオ>
2002年 「トランスアーキテクチャー」 FADU ウルグアイ共和国大学 <モンテビデオ>

太郎平画廊 TAROHEI BLDG. TOKYO 東京都中央区日本橋本町一丁目7−12 日本橋太郎平ビル